創立の生立ち・役員


 1973年(昭和48年)3月、当時の激動する美術会の思潮の渦中に、切実な新しい美術の創造を求める要請があることを察知した桜井増雄氏は、会創立の趣旨を掲げた挨拶文を、広く斯界に送付しました。趣旨に共鳴した在野の、卓越した力量を持ち、真摯な研鑽を重ねている人々の情熱と力強い結集によって、日本表象美術協会は美術界に、最初の第一歩を理想を高く掲げて、踏み出したのです。
 以下、日象展を中心にして略史を記述します。
創 立 時 の 役 員
会  長 櫻井増雄
名誉顧問 藤森成吉
名誉会員 津田青楓・青木大乗
監  事 村松正俊
常務理事

石田粧春・三国慶一・対馬白龍・左光挙・神山高治

大森信比古・横尾芳月

理  事

倉澤興世・水野 忠・佐藤潔・五十川昇乗・小杉茂夫

根岸 敬・後藤又兵衛

評 議 員

正木峰・大竹五洋・河原 進・長谷秀雄・金子 一

半井 亨・橋本豊多・ 織田重信・坂井敏之・戸澤 誠

松田忠三・小田 哲